| FN09: 2009 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第8戦 , スポーツランドSUGO。レースレポート(日本語) |

PETRONAS TEAM TOM'S
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第8戦 スポーツランドSUGO
26 - 27 September 2009
予選( 9/26) 天候:晴 | コース:ドライ | 気温:26℃(Q1) 27℃(Q2) 27℃(Q3) | 路面温度:38℃(Q1) 38℃(Q2) 38℃(Q3)
決勝( 9/27 ) 天候:曇後雨 | コース:ドライ→ウェット | 気温:17℃ | 路面温度:22℃
スポーツランドSUGO(宮城県村田町) 3.704km x 62Laps 入場者数:9/26(土) 7,200人、9/27(日) 15,500人
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車番
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ドライバー
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予選順位
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決勝順位
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36
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アンドレ・ロッテラー
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7 位
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2 位
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37
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大嶋 和也
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6 位
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6 位
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[予選]
全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの第8戦公式予選が、9月26日(土)午後2時30分より宮城県仙台市の近郊にあるスポーツランドSUGOにて開催された。
予選方式はノックアウト方式(1回目のQ1で上位11台が2回目のQ2に進出、2回目のQ2の上位8台が3回目のQ3に進出。3回目のQ3で決勝レースのスターティンググリッド順を決める方式)でおこなわれた。36号車アンドレ・ロッテラー選手と37号車大嶋和也選手は共に予選開始と同時にコースイン。36号車ロッテラー選手はコース状況とマシンのコンディションを確認し、5周終了時点でピットイン。他選手のタイムの出し具合を観察しながら自らのアタックチャンスをうかがう。そして8分後、再びエンジンが始動しコースへと向かう。タイヤを徐々に温めながら8周目に1’07.626を記録するも更にアタックを続け、9周目に1’07.504をマークし、Q1は5番手でQ2に進出。一方、37号車大嶋選手は、午前中に行われたフリー走行で好感触を得ていることから3周を走ったところでピットインしてニュータイヤに履き替え、タイヤの皮むきのための走行を1周した後に再びニュータイヤに履き替え、9周目に1’07.883を記録してQ1を10番手でクリアしてQ2へ駒を進めた。
10分のインターバルを置いて行われたQ2は36号車、37号車共に開始5分経過後にコースイン。計測2周目、36号車は1’07.331を、37号車は1’07.574をマークしてQ2の7番手、8番手でQ3進出を果たしたかに見えた。その直後、2号車が1’07.574と37号車大嶋選手と同タイムをマーク。ピット内のモニターの表示が入れ替わり、37号車大嶋選手は9番手となり、Q2ノックアウトか、という衝撃が走る。然し、フォーミュラ・ニッポンの「統一規則書(第24条10.)」によると「2台以上の車輌が同タイムの場合には、最初に記録した車輌が優先される」となっている。然し公式モニター上は9番手のままである。この8番手と9番手では、Q3に進出できるかできないかのボーダーラインであり、チームとして当然、競技委員並びに競技役員に対して質問をしても一向に埒が明かないばかりか、「ただいま調査中です」との回答がなされ、その上、Q3の予選が開始されるという混乱を起こしてしまう。Q2を7番手で通過した36号車ロッテラー選手はQ3開始と同時にコースインしてタイヤの皮むきをすると1周目にピットイン。ニュータイヤを装着して3周目に1’07.422を記録。37号車大嶋選手はピット内で待機しているものの、Q3を走行する権利があることは明白なため、大谷大会競技長に対して「大嶋を走らせますよ」と伝え、「どうぞ」という言質をもらい、開始5分後にコースイン。Q3は実質9台のマシンによって執り行われるという事態となったものの、大嶋選手は2周目に1’07.196をマーク。予選が終了してすぐに出される予選暫定順位結果表はなかなか出されず、順位を確定できないまま時間だけが経過していく。予選終了55分後に暫定結果表が発表され、2号車は統一規則通り、Q2ノックアウトとなり、予選結果は大嶋選手が6位、ロッテラー選手が7位ということで確定した。この混乱の原因は、計時システムのソフトウェアの問題で、以前の他のカテゴリーで「2台以上の車輌が同タイムの場合には、セカンドタイムが上位の車輌を優先する」ということによって構成されたシステムがそのまま残っていたために起きた混乱であった。
[決勝]
翌27日(日)の午後2時30分より行われる決勝レースの直前から雨がパラつき始める。然し傘を差すほどの雨ではなく、時折小さな雨粒を確認できる程度で、全車スリックタイヤを装着してのスタートとなった。1周のフォーメーションラップ後スタートが切られる。36号車、37号車共に好スタートを切り、36号車がイン側から37号車と1号車をパスして1コーナーに差し掛かると、36号車には交わされたものの37号車はアウト側から1号車をパスして1コーナーに入る。今回のレースはピットインの義務はなく、36号車、37号車共にレースを走りきるための燃料を満タン状態でのスタート。車重は十分あるものの、36号車ロッテラー選手が5位、37号車大嶋選手が6位でオープニングラップを終える。然し車重がある分、4番手を走行するクルマとの差が僅かではあるが離れていく。そんな中、7周目に入るとパラついていた雨脚はやや強まり、次第にコース上を濡らしていくものの、走行ラインは確保されている微妙な状態でレースは進行する。小雨は弱まったり強まったりを繰り返すだけで、止むでもなく強く降るでもないが、コース上のマシンはコーナーで滑り、カウンターを当ててクリアしていくシーンが多くなり始める。12周を終了した時点で、37号車大嶋選手はこれからも雨脚は止まないと読んでピットインしてレインタイヤに交換して9位でコースに復帰する。各マシンがタイヤ交換をする中、36号車ロッテラー選手はスリックタイヤのまま走行を続けている。14周目を終了した時点で4番手を走行。まだレインタイヤとスリックタイヤのタイム差は歴然とした差は出ていない。同じようなタイムで走行をするものの、スリックタイヤにはコーナーでスライドする場面が見られ、リスクが付き纏っている。20周を過ぎた辺りから徐々にではあるがレインタイヤのタイムが良くなりつつある。トップを走る31号車が21周を終了した時点でピットイン。タイヤを交換してコースに復帰。36号車ロッテラー選手は3番手に浮上し、その2台後ろに31号車がいる。タイム差は大きく離れて入るが1周辺りのタイムはレインタイヤを装着した31号車のほうが速く、24周を終了した時点で36号車の背後に迫りつつある。27周目にピットから「BOX」の指示が出されるものの、36号車ロッテラー選手はそのままピットインせずにメインストレートを駆け抜けていく。36号車は3番手、37号車は8番手を走行しているもののレースはまだ半分以上残されている。28週を終了した時点で36号車がピットイン。タイヤをすばやく交換して5番手でコースに復帰。然し、この時点で31号車は36号車の前を走行している。前を走る4台のうち31号車を除けば残りの3台はスリックタイヤを装着している。現状の小雨の降り方からすると2番手までの浮上は可能である。34周目、馬の背で7号車をパスして3番手に、そして38周目に2号車をパスして2番手に上るも、31号車とのタイム差は約15秒ある。37号車は1号車を従えるような形で、スタート直後から一緒に走行している。8位を走行していた37号車は5周目に順位を一つ上げ7番手に、52周目に順位を上げて6番手まで浮上。その後ろには必ず1号車がいる。
36号車は燃料も軽くなってきた40周を過ぎた辺りからペースも上り、54周を過ぎて31号車との差は10秒を切り、毎周1.5秒近くも追い詰めている。然し、残り周回は8周しかない上、周回遅れの車をパスしていかなければならない。結局5.3秒差まで縮めたものの、36号車ロッテラー選手は2位でチェッカーを受けた。また、37号車大嶋選手は6位に入賞を果たしたことで、チームのシリーズランキングが2位となり、フォーミュラ・ニッポン参戦最上位で2009年の幕を閉じることができた。

▼舘 信秀監督のコメント
「2人のドライバーが厳しい状況下の菅生でもまた頑張ってくれた。我々トムスは常にレースを盛り上げてきたが主役にはなりきれなかった。我々は今シーズンにおいてナカジマレーシングのような速さがなかった分、ナカジマレーシングに主役を浚っていかれたといってよい。参戦4シーズン目にしてようやくランキング2位まで来ることができました。今シーズンも多くの企業の方並びに、多くのファンの皆様にサポートしていただきました。心より御礼申し上げます。ありがとうございました」
▼アンドレ・ロッテラー選手のコメント
「7番手からスタートして中盤から凄くタフなレースを2位でフィニッシュできたことをとてもうれしく思う。もし1周か2周早くピットインしていたら勝てたかも知れない。我々はシーズンの初めにセットアップに苦しんでいたけれど、今は良いセットアップを見つけられた。今シーズン、多くの人に支えていただき、ありがとうございました」
▼大嶋和也選手のコメント
「早めにピットインして多くの周回を走ったので、終盤は苦しかった。ポイントゲットはうれしいけれど、決して満足しているわけではない。自分の目標はもっと高く、それに向かってこれから頑張ります。今年1年多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました」
株式会社トムス レース営業企画部 http://36toms.com/
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