
PETRONAS TEAM TOM'S
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第6戦 ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)
8 - 9 August 2009 (ENGLISH REPORT )
予選( 8/8) 天候:曇 | コース:ドライ | 気温:26ºC (Q1) 26ºC (Q2) 27ºC (Q3) | 路面温度:30ºC (Q1) 30ºC (Q2) 31ºC (Q3)
決勝( 8/9 ) 天候:曇 | コース:ドライ | 気温:29ºC | 路面温度:32ºC
4.801km x 52Laps
入場者数:8/8(土) 9,500人、8/9(日) 20,500人
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車番
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ドライバー
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予選順位
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決勝順位
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36
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アンドレ・ロッテラー
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5 位
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優勝
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37
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大嶋 和也
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6 位
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11 位
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[予選]
全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの第6戦公式予選が、8月8日(土)午後2時20分より栃木県茂木町のツインリンクもてぎにて開催された。
予選方式はノックアウト方式(1回目のQ1で上位11台が2回目のQ2に進出、2回目のQ2の上位8台が3回目のQ3に進出。3回目のQ3で決勝レースのスターティンググリッド順を決める方式)でおこなわれ、まず20分間のQ1では予選開始1分を経過した時点で36号車アンドレ・ロッテラー選手がコースインし、引き続き、37号車大嶋和也選手が、共にユーズドタイヤを履いてコースイン。ロッテラー選手は3周目にピットインしてタイヤをニュータイヤに交換してアタックチャンスを待つ。大嶋選手はユーズドタイヤながらも3周目に1‘35.676をマークして上位に躍り出る。4周目にピットインした大嶋選手もニュータイヤに履き替え、アタックチャンスをうかがう。予選も残り10分間を切ったところで、トムスの2台は再びコースイン。ロッテラー選手が6周目に1’35.927をマーク。続く大嶋選手は7周目に1‘35.478をマークして共にQ1を通過した。10分間のインターバルを置いて午後2時50分よりQ2が開始される。Q2が開始され残り6分となったところで37号車大嶋選手、少し遅れて36号車ロッテラー選手がコースイン。大嶋選手は3周目に1’35.106をマークしてQ2通過を確実なものとする。その直後、ロッテラー選手は1‘35.107をマークして、2台共にQ2をクリアした。
更に10分間のインターバルを置いて午後3時10分から行われたQ3も、残り7分となったところでロッテラー選手、大嶋選手の順でコースイン。共にタイヤの温まった3周目にアタック。ロッテラー選手が1‘34.964をマークすると、大嶋選手も1’34.995をマークするも、ロッテラー選手予選5番手、大嶋選手が予選6番手と、明日の決勝レースは3列目のグリッドからスタートとなった。

[決勝]
翌9日(日)の午後2時30分より行われた決勝レースはスタートが圧巻であった。1周のフォーメーションラップを終えて各マシンがスターティンググリッドにつき、シグナルがレッドからグリーンに変わった瞬間、36号車ロッテラー選手はオーバーテイクシステムを使い、ランプ(オーバーテイクシステムが稼動していることを知らせるランプ)を点滅させながらマシンを右に振り、そしてそのマシンを今度は左に振ると、なんと2番手まで浮上。オープニングラップは36号車2位、37号車はポジションキープの6位で通過。その後にドラマは起きた。なんとポールポジションからスタートした32号車にジャンプスタート(フライングスタート)によるドライブスルーのペナルティが課せられたのだ。このことにより、36号車のロッテラー選手が実質1位ということになる。4周目でペナルティを履行した31号車は順位を大きく落としてコースに復帰。トップに立ったロッテラー選手は、後続の31号車と0.6秒差の間隔でバトルを続ける。順位を一つ上げた大嶋選手も前を走る2号車と、後ろから追いかけてくる1号車に挟まれながら、共に0.8秒差で追いつ、阻みつの緊迫した走行を続ける。19周目、37号車大嶋選手は燃料補給とタイヤ交換のためにルーティンのピットイン。燃料搭載量を少なめにして軽量なマシンで勝負に出る作戦を取ったために、後半の走りを維持するためには最後まで走りきる燃料補給が必要なことから30.4秒のピットストップを強いられながらも、12番手ながらも32号車の前でコース復帰を果たす。その頃からルーティンのピット作業のためにピットインするマシンは相次ぐが、相も変わらずトップの2台はピットインすることなく0.7秒差でバトルを展開している。監督からは無線で「31号車がピットインして来るタイミングで36号車もピットイン」という指示が飛ぶ。然し、36号車が前を走行していることから31号車のピットインのタイミングを知ることは難しく、30周目に「BOX(ピットインしなさいという指示)、BOX」という指示が出される。なんと36号車がピットインしてくると、その時期を待っていたかのように31号車もピットインしてきた。このピット作業に要する時間が今回のレースの勝負を決めるといっても過言ではない。タイヤをすべて交換し、チェッカーまで走りきれる燃料を補給しなければならない。ほぼ同じタイミングで作業が始まる。36号車はストップ時間20.8秒で動き出すが、31号車はまだ燃料を補給中である。「このレースは勝てる」という確信が沸く。31号車の作業ストップ時間は24.6秒。約4秒ものアドバンテージをもらい、36号車はトップのままコースに復帰できた。32周終了時点で31号車とは7.3秒もの差がある。このまま逃げ切って欲しいという願いはあるものの、チェッカーを受けるまでは何が起きても不思議ではないのがレースの世界。
37号車大嶋選手もこの頃には6位まで順位を挽回し、順調に走行を続けている。
レースも終盤に入り残り7周となった46周目、突然37号車の大島選手から「エンジンが壊れたみたいだ」という無線が入ってくる。スタート前のフリー走行時、エンジンを作動させるECU(エンジン・コントロール・ユニット)の配線がショートするということが起き、急遽配線を換え、ECUも交換して決勝レースに臨んだことが原因なのかは不明だが、ルーキーでありながらも松田選手や木暮選手と互角の走りを見せていただけに残念なリタイヤとなってしまった。36号車ロッテラー選手は、後半も落ち着いた走行を続けて、今季初優勝を成し遂げ、自身通算8勝目を飾った。

▼舘 信秀監督のコメント
「正直、5番手からスタートしたアンドレが勝てるとは思ってはいなかった。表彰台に上がれれば良いかなぁと思っていたが、スタートで2番手にアップした時は興奮した。今回のレースで、つくづく何事も諦めてはいけないと言うことを知った。一方、大嶋は松田君やブノワ、木暮などと互角の勝負をしていたし、良い走りをしていた。電気系のトラブルでリタイヤとなってしまい可哀想なことをした。これからも彼には頑張って欲しい」
▼アンドレ・ロッテラー選手のコメント
「とても良いスタートを切れた。まさか2位まで浮上できるとは思わなかったがラッキーだった。今日のマシンのレースセットアップがとても良くて、もてぎは抜きにくいので自分のペースをキープできていれば勝てると思っていた。そしてその通りになった。また、ルーティンのピットワークではチームクルーの作業がもの凄く速く、それも勝利に大きく貢献してくれた。皆にも感謝したい。アリガトー!」
▼大嶋和也選手のコメント
「本当に残念だ。今回は良いレースが出来るという自信があったし、実際にそうだった。でも何か電気系のトラブルによってエンジンが止まってしまった。良いレースが出来るということを示すことが出来たし、今後のレースに生かしていきたい」
結果レース
株式会社トムス レース営業企画部 http://36toms.com/
関連情報http://gazoo.com/racing/top/
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