| JF3: 2009 全日本フォーミュラ3選手権 - 第 7 & 8 戦, 富士スピードウェイ - レポート (日本語言語) |

PETRONAS TEAM TOM'S
全日本フォーミュラ3選手権 (ENGLISH)
第7 & 8 戦, 富士スピードウェイ (Fuji Speedway)
27 - 28 June 2009
第7戦
予選( 6/27 ) 天候:晴 | コース:ドライ | 気温:31℃ | 路面温度:44℃
決勝( 6/27 ) 天候:晴 | コース:ドライ | 気温:26℃ | 路面温度:41℃
4.563km x 15Laps
|
車番
|
ドライバー
|
予選順位
|
決勝順位
|
|
1
|
マーカス・エリクソン
|
2位
|
2位
|
|
36
|
井口 卓人
|
3位
|
3位
|
|
37
|
国本 雄資
|
P.P.
|
優勝
|
[予選]
2009年全日本フォーミュラ3選手権シリーズ第7戦公式予選が6月27日(土)午前10時45分より、静岡県小山町の富士スピードウェイにて開催された。
梅雨の中休みなのか、上空は晴れ上がって入るものの、蒸し暑い中で予選は開始された。開始早々、まず37号車国本雄資選手がコースイン。間をおいて36号車井口卓人選手、1号車マーカス・エリクソン選手とピットを後にする。まず国本選手がマシンの状況やコースコンディションをチェックすると4周目に1’35.873を叩き出して暫定トップに立つ。その後もクリアラップを作りながら走行を重ね、タイムアタックを図るものの、7周目に1’35.895で、4周目のタイムを超えることはできなかった。36号車井口選手はコースイン直後より果敢に攻めるものの、5周目に1’36.106で予選暫定2番手につけるがそのタイムを上回ることがなかなかできない。1号車エリクソン選手もスタートから果敢に攻め、2周目1’37.202、3周目1’36.309、4周目1’36.182と順当にタイムを上げ、5周目に1’35.873を叩き出すものの、国本選手と同タイムとなり、先にこのタイムをマークした国本選手が優先されるという規則に則りエリクソン選手が予選2番手となり、井口選手は予選3番手となった。
またしてもトムスの3台が1-2-3位のグリッドを獲得して決勝レースに臨むこととなった。

[決勝]
予選決勝同日開催の第7戦は、27日午後3時55分にフォーメーションラップが開始され、同59分に15周の決勝レースがスタートした。好スタートを切ったトムスの3台は、37号車国本選手を追う1号車のエリクソン選手がイン側にマシンを振ると、それを抑えるべく国本選手もイン側にマシンを振る。その2台のスタート競争を牽制するように36号車井口選手がアウト側から2台を追い抜きにかかる。真ん中に62号車が割り込み、国本選手は逃げ切ったものの、エリクソン選手と井口選手は62号車に先行を許してしまい、37号車、62号車、1号車、36号車の順でオープニングラップを終える。その後、国本選手は逃げに入る勢いで走行を重ね、62号車、1号車、36号車は僅差でバトルを展開。3周目の1コーナーでエリクソン選手が62号車をパスして2番手に浮上すると、37号車国本選手を追い、今度は井口選手が62号車に襲い掛かる展開となる。7周目、エリクソン選手が1’35.913のファステストラップを刻むと、8周目に井口選手がコカコーラコーナーで62号車をパスして、ようやくトムスの1-2-3体制が出来上がる。トップを快走する37号車国本選手。それを追う1号車エリクソン選手。更に前を走る2台を追う36号車井口選手。37号車と1号車の間は徐々に詰まっていくものの、1号車と36号車の間はなかなか詰まっていかない。そんな中、焦ることなく落ち着いた走りを見せ、37号車国本雄資選手が、鈴鹿の第6戦に引き続き連勝を飾り、トムスは1-2-3位の表彰台を独占した。
第8戦
予選( 6/27 ) 天候:晴 | コース:ドライ | 気温:28℃ | 路面温度:48℃
決勝( 6/28 ) 天候:雨 | コース:ウェット | 気温:21℃ | 路面温度:26℃
4.563km x 21Laps
|
車番
|
ドライバー
|
予選順位
|
決勝順位
|
|
1
|
マーカス・エリクソン
|
P.P.
|
優勝
|
|
36
|
井口 卓人
|
3位
|
2位
|
|
37
|
国本 雄資
|
2位
|
3位
|
[予選]
2009年全日本フォーミュラ3選手権シリーズ第8戦公式予選は、6月27日(土)第7戦の予選終了10分後の午前11時05分より同富士スピードウェイにて開催された。
予選開始早々、まず37号車の国本雄資選手がコースイン。開始3分を経過した時点で1号車のマーカス・エリクソン選手がコースインすると、開始4分を経過した時点で36号車井口卓人選手がコースインする。第7戦の予選時より気温は若干下がっているが路面温度は高くなっている。僅かな時間の経過でも路面コンディションは変化しているのか、各社共に大きなタイムアップにつながらない。そんな中、37号車の国本選手が5周目に1’36.019で暫定トップに立つ。すると、1号車のエリクソン選手が自身5周目に1’35.752をマークして国本選手に代わり暫定トップに立つ。36号車井口選手は3周目より1’36秒台をコンスタントに刻んで周回を重ねるものの、エリクソン選手、国本選手のタイムを上回ることができず、自身5周目の1’36.051で予選暫定3番手につける。その後各選手共にタイムアタックを繰り返すものの、それぞれ5周目のタイムを上回ることができず、エリクソン選手、国本選手、井口選手の順位となり、トムスが1-2-3位の上位を独占して予選を終える。

[決勝]
第8戦の決勝レースを待っていたかのように、スタート進行と同時に本格的に雨は降り始め、コースは瞬く間に濡れウェットコンディションでの決勝スタートとなった。28日午後0時49分にレッドシグナルがブラックアウトし、21周の決勝レースがスタートした。1号車エリクソン選手は好スタートを切ったものの、37号車の国本選手はやや出遅れ、それを36号車の井口選手が交わして順位を入れ替えエリクソン選手、井口選手、国本選手の順で1コーナーをクリアするかに見えたその時、37号車国本選手に12号車が追突する形で接触があり、国本選手がスピン。最後尾まで順位を落としてしまいながらも体勢を立て直して追撃を開始し、12番手まで順を上げてオープニングラップを終える。その後の国本選手の追い上げは凄く、2周終了時点では9番手、4周終了時点で8番手、5周目にはファステストタイムを刻んで、なおも追い続け、8周終了時点で4位まで浮上。その後も国本選手はファステストタイムを更新し続け、10周目には1‘48.086をマークして追突した12号車を追い続け、12周目終了間近の最終コーナーで並びかけ、13周目に入ったストレートエンドで12号車を交わして3番手まで浮上した。その頃、国本選手の前を走る1号車エリクソン選手と36号車井口選手は1秒以内の僅差で競り合うも、エリクソン選手が逃げ切り、全日本F3選手権2勝目を上げ、2位に井口選手、3位に国本選手が入り、トムスの1-2-3位表彰台独占は、8戦中6度目となった。
関谷正徳監督のコメント
「選手権シリーズの中にあって上位独占を維持できていることを誇りに思う。チーム内では戦いが展開されていて、それは集中力と技術の戦いだ。マーカスと雄資がミス無く勝利を分け合った。そして卓人はプレッシャーをはね除けて速さを挽回して欲し」
マーカス・エリクソンのコメント
「2勝目をマークできてうれしい。雨でタフだったし、卓人が凄くプレッシャーをかけてきた。前回の富士では卓人に負けたけれど、今回は勝てた。第7戦ではスタートが良くなく、追いかけて差を詰めたのでけれど、ヘアピンでコースオフしてしまった」
井口卓人のコメント
「金曜日からうまくマシンをセットできなかったので両レース共に3番手グリッドからのスタートとなった。第7戦は順位を挽回するのに大変だったけれど、第8戦は厳しいコンディションでも調子が良くてマーカスとレースを楽しめた」
国本雄資のコメント
「今回の2つのレースはスタートからゴールまで集中できた。第7戦ではそれがうまくできたが、第8戦は残念にもスタート直後でスピンしてしまった。ただ、その後は集中力が切れることなく追い込みをできたが、あんなにも素晴らしいマシンをセットアップしてくれたチームに申し訳ないことをしてしまった。ウエットでもマシンは凄く良くてギリギリまで攻めることができた」
株式会社トムス レース営業企画部 http://36toms.com/
全日本フォーミュラ3選手権 - http://www.j-formula3.com/index.html
ENGLISH
|