
LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S
Super GT Series 第5戦 (レース結果)
スポーツランドSUGO GT 300KM Race
24 - 26 July 2009
予選 天候:晴 | コース:ドライ | 気温:30℃(QF) 29℃(SL) | 路面温度:40℃(QF) 37℃(SL)
決勝 天候:晴後雨| コース:ドライ→ウェット | 気温:30℃ | 路面温度:40℃
スポーツランドSUGO 3.704km x 81Laps
予選
2009スーパーGT第5戦「SUGO GT 300KM RACE」公式予選及びスーパーラップが6月25日(土)、宮城県仙台市郊外のスポーツランドSUGOにて開催された。気温は30℃を超え、湿度の高い真夏日の中、午後1時35分よりGT500クラス、300クラスの混走により予選は開始された。今回のハンデウェイトは70Kgと、アップダウンがきつく、細かなコーナーが続き、更にコース幅の狭いこのSUGOでは厳しさが予想される。
36号車PETRONAS TOM’S SC430はアンドレ・ロッテラー選手がステアリングを握り、開始と同時にコースイン。マシンのバランスとコースの状況を確認し、4周終了時点でピットイン。脇阪寿一選手にドライブを交替すると、交替後2周目に早々と基準タイムをクリア。その後、500クラスの専有走行、スーパーラップに向けてタイヤの皮剥きのためにピットアウト、ピットインを繰り返し、再びロッテラー選手にドライブを交替。混走時トータル14周目に1‘19.231をマーク。この時点で予選7番手につける。500クラスの専有走行予選が始まると、まずロッテラー選手はピットにて待機して他車のタイムを探る。500クラス14台中上位8台までが次のスーパーラップに進出し、スーパーラップにおけるタイム順で決勝レースのグリッドが決まる。4分が経過した時点で36号車PETRONAS TOM’S SC430はゆっくりとコースイン。タイヤを温め、クリアラップを取り、500クラス専有走行のチェッカーを受けるぎりぎりの5周目に1’17.713をマークして5位に浮上し、スパーラップへの進出を果たした。2時間のインターバルを置いて午後4時15分より500クラスのスーパーラップ(予選上位8台のマシンが、1台1台タイムアタックをして速いタイム順に決勝レースのグリッドを決める)が行われた。スーパーラップは予選8番手から順にアタックをする方式が取られているため、36号車PETRONAS TOM’S SC430は4番目のアタックとなる。ステアリングを握るのはロッテラー選手。コースインしてタイヤを温めるが、思うように温まっていなかったのかコーナーによってはスライドする場面も見受けられ、1‘18.323で、決勝は7番グリッドからのスタートとなった。

決勝
7月26日午後2時2分、スーパーGT第5戦「SUGO GT 300KM RACE」の決勝レースがスタート。北の空には黒い積乱雲が立ち込めているものの、コース上にはまだ陽が差している。スタートドライバーはアンドレ・ロッテラー選手。7番手からスタートしたロッテラー選手はマシンをインサイドに振りながらジャンプアップを試みるが、前を走る18号車にラインを塞がれて7番手のまま1コーナーから2コーナーを通過。その後7周に亘り0.1秒から0.3秒の差で18号車を追い続けるものの、300クラスの周回遅れのマシンが出始めた8~9周目、2秒の差となるが再び0.1~0.2秒差まで追いつき18号車とのバトルは続く。15周目、そのバトルを虎視眈々と狙っていた後続の100号車が、登り勾配となるS字カーブのイン側から入り込まれ、ハンデウェイトのきつい36号車は100号車を抑えきることができず8番手となる。その後25周目に12号車に交わされて9番手まで順位を落とすものの、27周目に入るとスタート時に涌いた積乱雲の黒い雲はコース上を覆い、雨が降り始める。雨の降りはじめと同時にルーティンのピットワークのためにピットインするマシンが出始め、本格的なウェットコンディションの中で4位まで浮上した34周終了時点で36号車PETRONAS TOM’S SC430はルーティンのピットイン。ドライブを脇阪寿一選手に交替し、タイヤを深溝タイヤに履き替え、燃料を補給して6番手でコースに復帰。一時7番手まで順位を落とすものの41周目には3号車をパスして再び6位に浮上。
47周目にはスピンしたマシンをうまく避けて5番手になると、前を走る12号車を48周目に交わして4位まで順位を上げる。然し3位との差は約20秒もあり、後続を引き離しつつも3位との差はなかなか縮まることがなく周回は続く。60周を過ぎた辺りから降っていた雨脚が弱まり、62周目にはとうとう雨が止んでしまった。陽射しはないものの気温が高く、路面が次第に乾き始めるがスリックで走れる状態には至っていない。こうなると深溝タイヤと浅溝タイヤのタイム差は歴然となり、浅溝タイヤを装着したマシンに交わされ、66周目に5番手へ、68周目には6番手まで順位を落としてしまう。そのような状況の中でも77周目まで脇阪選手は踏ん張りを見せるが78周目に17号車に交わされて7位まで順位を落としてしまう。その直後、最終コーナーからの立ち上がりとなる急勾配の登りで、300クラスのマシンからタイヤが外れて36号車を直撃。フロントバンパーとボンネットを大きく破損する。脇阪選手もその衝撃で腕に軽い打撲を負うものの、そのまま走行を続ける。脇阪選手の執念で7位でチェッカーを受ける。70Kgのハンデウェイト、予選7番手からのスタート、レース途中での降雨、終盤でのタイヤがマシンを直撃など、多くの苦境に直面しながらも7位でゴールし、シリーズランキング2位を堅持できたことはドライバーを始め、メカニックやスタッフの努力が結実した賜物といえる。
▼関谷監督のコメント
レースというものは難しいものだ。自然現象は今回われわれに身方してくれなかった。結果的にはわれわれの判断は間違っていた。その中でも1周前にアンドレをピットインさせていれば状況は変わっていたかも知れない。まあ、われわれはこれからもチャンピオンへ向けて堅実なレースを続ける。
▼脇阪寿一選手のコメント
表彰台獲得を目指していたが最後はただ走行を続けクルマをコース上にとどめているだけだった。タイヤの選択が今回は大きかったがピットストップ時点でのわれわれの判断は正しかった。われわれは未だランキング2位だし、これからも頑張るのみ。
▼アンドレ・ロッテラー選手のコメント
NSXの真ん中に位置するエキゾウストが凄く高温のエアーがボクのエンジンのインテークに入って何かがおかしくなった。ピットインの後は4位を走行し、表彰台も可能だったけれどそれは叶わなかった。でもランキングは2位。それはわれわれの高い実力を示している。
ENGLISH VERSION
第5戦 - レース結果
2009 Super GT Series - GT500クラス/ドライバー (第5戦終了時点)
2009 Super GT Series - GT500クラス/チーム (第5戦終了時点)
株式会社トムス レース営業企画部 http://36toms.com/
SUPER GT - http://supergt.net
関連情報http://gazoo.com/racing/top/SUPERGT2009RD1/CircuitLive.aspx